- Nakajima
- 2023年3月15日
我々ひよこTCは、過去ふたりの仲間を血液がんで亡くしています。池江璃花子選手の白血病報道の際には、改めてどんなひとにでも突然病気に襲われる怖さを認識しました。この時、骨髄移植は白血病患者にとって最後の砦であり、治すことが出来る病気とを知り、サークルとして骨髄バンクを応援することにしました。
毎年およそ２，０００人の患者が適合ドナーを待ち、数百人から数万人の確率でドナーを探しています。ドナー登録数は５４万人(対象年齢人口100人に1人) 約５５％の方が移植手術を受けられています。４５％の患者は、移植により助かるはずの命を喪っていると言えます。
ドナー登録に躊躇される要因に提供に伴うリスクがありますが、死亡・重症事故は海外の例であり、国内では2万5千件の手術歴で死亡重症事故はありません。（過去健康被害が発生した事例もあるようですが、いずれも治療により回復し通常生活に戻っています）
いま２つの骨髄移植をテーマにした映画が上映されています。
『いちばん逢いたいひと』映画「いちばん逢いたいひと」公式サイト (ichi-ai.com)
NHK首都圏ナビより「DONOR」白血病で命を失った高校生の思い 骨髄移植のドナー見つからず | NHK
『みんな生きている』は骨髄移植体験者が演じ制作にも携わる、質の高い作品と聞きます。ただし上映情報をみてもわかるとおり(短期間上演・スポット上演）、骨髄移植への関心の低さを感じます。ひよこ登録数600人以上、少なくはない人数です、もし関心のある方はこの病気について知ってみてください。助けられる命は、助けたいと思います。
日本骨髄バンク日本骨髄バンク (jmdp.or.jp)