我々ひよこTCは、過去ふたりの仲間を血液がんで亡くしています。
池江璃花子選手の白血病報道の際には、改めてどんなひとにでも突然病気に襲われるのだと怖さを再認識しました。
この時骨髄移植について調べ、白血病患者の皆さんにとって骨髄移植は治療の最後の砦であり、現在では不治の病ではなく治すことが出来る病気になったのだと知り、サークルとして骨髄バンクを応援することにしました。
毎年およそ2,000人の白血病患者さんが適合ドナーを待ち、数百人から数万人の確率で適合ドナーを探しています。
全国のドナー登録数は54万人(対象年齢人口100人に1人)
毎年約2,000人の患者のうち約55%の方が移植手術を受けられています。
逆に考えれば45%の患者さんは、適合ドナーが見つからず移植によって助かるはずの命が失っているのだとも言えます。
ドナー登録を躊躇される要因に、提供に伴うリスクがあります。
ですが、今までの死亡・重症事故は海外の例であり、国内では2万5千件の手術歴で死亡重症事故はありません。(過去健康被害が発生した事例もあるようですが、いずれも治療により回復し通常生活に戻っています)
最近では、骨髄移植をテーマにした映画・報道が上映されました。
『いちばん逢いたいひと』映画「いちばん逢いたいひと」公式サイト (ichi-ai.com)
NHK首都圏ナビより「DONOR」白血病で命を失った高校生の思い 骨髄移植のドナー見つからず | NHK
いずれも患者本人の主人公役や元患者の家族が制作した質の高い作品です。
ただし上映情報をみてもわかるとおり(短期間上演・スポット上演)このことからも骨髄移植への関心の低さを感じました。
ひよこTC登録数600人以上、少なくはない人数です、ぜひ関心のある方はこの病気についてもっと知ってみてください。
自分たちのテニスの情熱と同じくらいに皆で声をあげれば、きっと大きな成果が出ると思います。
若くして亡くなったふたりの仲間の思いの為にも、助けられる命は助けたいと思います。